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研修センターブログ

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2017年6月21日 南都留地域教育推進協議会へ参加
2017-06-21
 
 今年で17年目になる南都留地域教育推進連絡協議会の総会が,富士河口湖町の「富士ふれあいセンター」で開催され,それに参加してきました。
 会場には地域の教育委員会,小中高の代表,地域の子どもの教育関係する団体の代表など
100名近い方々が出席されていました。
 今年度も「子どもたちの教育は地域全体で担う」を柱に,学校,保護者,地域,行政及び各種団体が一体となって連携し,地域ぐるみで教育と環境づくりに取り組むことが確認され,各種事業を実施すること
が決定されました。
 
2017年5月23日 小学校4年社会科見学はじまる
2017-05-23
整列して説明を聞く
 本センターで関わっている小学校3,4年生の社会科見学がはじまりました。
本日は,禾生第一小学校の4年生がバスを利用して「大月・都留広域事務組合」(まるたの森ゴミ処理場)と市消防本部を見学しました。
 小グループに別れ,担当職員に案内され施設や消防車などの器機の説明を受けていました。
児童たちは事前に考えてきた質問事項を積極的に聞いていました。
 
2016年12月26日 ”根っこ”を考え合う研修
2016-12-26
 12月13日発行の「内外教育」という小冊子に,熊本大学の苫野一徳先生の”根っこ”を考え合う研修を,という寄稿文が掲載されていました。
<引用>
 月に何度か,全国各地の校内研修等にお招きいただく。教師や医師などの専門職にとって,一方的な講義スタイルノの研修には,多くの場合あまり効果がないことが明らかにされている。他方,ディスカッションやワークショップ,プブロジェクト探求などを中心とした主体的かつインタラクティブな研修には(もちろんやり方によるが)比較的大きな効果があると言われている。
 この点,日本の教員研修は,まだまだ講義スタイルの研修が,多すぎるように思われる。子どもたちに「主体的・対話的で深い学び」を求めるのであれば,教師自身の学びこそ,もっとそのようなものにしていく必要があるだろう。
 もう一つ,研修について長年問題に思っていることがある。内容が,多くの場合”方法論”に偏っている点だ。先生たちは,あんな方法がある,こんな方法がある,といろいろな方法のパッチワークになってしまう傾向があることを,しばしまば感じてきた。
 それは一体何のための方法なのか?教育実践においては,この視点が欠かせない。もっと言えば,「今のような実践や学校のあり方で本当にいいのか?」「自分はどんな教師でありたいのか?」「どんな学校を作っていきたいのか?」といった問いについて,私たちはもっと深く考え合う必要がある。その”根っこ”さえしっかりしていれば,時と場合に応じて,さまざまな方法をより力強く編み出したり組み合わせたりできるようになるはずなのだ。
 こうした学校,教師,教育の”根っこ”について継続的な考え問い合う研修の機会を,もっと豊富に持ちたいものだと思う。その際には,オルタナティブ教育や世界の実践などにも広く目を向けて,自分たちの学校の常識を問い直し合ってもみたい。
 ”根っこ”について対話する研修。そんな校内・教員研修を,日本の学校文化にもっと根付かせていきたいものだと思う。
<引用終わり>
 私たち60代の教師が青年時代,放課後や夜の職員室で,「どんな学校を目指すのか」,「教師としてのあるべき姿とは」と教育の根本にかかる問題が議論されていたように思う。また,その一方で,「〇〇教育」と題する雑誌の記事に対して,先輩教師から「ああいうハウツーものは,大きな問題を含んでいる」と批判的が見解を提示されました。
 最近の目まぐるしい教育改革の中で,苫野先生が指摘するように「どのような子どもを育てていくのか」の議論の前に,△△の指導法といった方法論に走る傾向があると感じています。ゆっくりする議論する時間が少ないとは思いますが,この冬休み”根っこ”を考える時間や機会を作ってみませんか。
 
12月1日「効率化と人間関係」を読んで
2016-12-01

11月11日付け内外教育に,「効率化と人間関係」と題して興味深い記事(神戸医療福祉大学教授・岩井忠彦氏)が掲載されていました。

 ・・・・ 引用 ・・・・

 数人のグループが電車に乗ってきた。無言のまま各自の液晶画面に熱中している。通信機器の発達で会話が消えるという不思議な光景だが,これが社会全体に共通する現象になった。

 学校も例外ではない。教師がパソコンに集中しているので,職員室が静かになって執務がしやすくなった。打ち合わせをメールで行う学校さえあるが,わざわざ集まらなくてもよいので必要な場所で職務に専念できる,最近は週に一度も会わない同僚がいても不自然とは思わなくなった,という。職員室のIT化が推進され,効率化優先の社会風潮もあって,このような学校が先進的であるとして称揚されることが多い。しかし,光があれば影ができるものだ。

 時流に反するようだが,今は昔の話である。職員室の後方の席から,先輩教師の会話が聞こえてきた。家庭訪問から帰校したのか,「玄関に入っただけで生徒の生活環境ばかりか成長の過程までも感じられた」と言い,「保護者に伝えるかどうか迷った時には電話せよ,電話でよいと思ったら会いに行け,と聞いたことがあるが,改めて至言だと痛感したよ」と続けた。この言葉に強烈な印象を受けたものだが,今ならこれに「メールで良いと思ったら電話せよ」が加えられるだろう。

 電話なら,言葉だけでなく声の様子からも情報が得られる。直接会えば,表情やしぐさなどから状況が推察できるかもしれない。教師間の細かな情報交換や共通理解も,会議や研修会などの場でなく職員室の雑談の中で,ほとんど無意識のうちに行われることが多い。非合理なようだが,むしろそれが人間本来の姿ではないか。

 学校の生命線である人間関係が,薄く軽くなる傾向にある。最近の事件でも,教師と生徒や教師と教師の間などの意思疎通が十分であれば防げたのではないか。と思われる事例が少なくない。時流に乗り話題性を追うばかりでなく,不易の部分も大切にするのが教育の常道だろう。

・・・・ 引用終わり ・・・・ *強調文字は本センターで付けました

 教育現場で良く耳する言葉に「核家族,片親などで家庭でのコミュニケーションが無いことが問題なんだ」があります。それは,外部だけの問題ではなく,学校内部の問題であり,教師のコミュニケーション力にも関わってくる問題でもあります。情報機器はあくまで教育活動の道具であることを常に意識して,人と人の直接会話やそこでの感受性を大切にしてこそ,学校教育の礎ができるのでないでしょうか。
 
11月15日 「自力解決の異様な光景」を読んで
2016-11-15

「内外教育」の11月1日号に,「自力解決」という異様な光景と題した佐藤学先生(学習院大学教授)のコラムが掲載されていました。今,教育現場で話題になっている「アクティブ・ラーニング」の危うさというか「課題」に触れる内容でしたので,紹介したいと思います。

 ・・・ 引用 ・・・

 アクティブ・ラーニングが普及する中で,私から見て異様な光景も広がっている。その一つが「自力解決」である。「異様」に思われるのは,「自力解決」が普及している地域が限られているからだ。これまで32ヵ国500校以上の学校を訪問して授業を参観してきたが,ヨーロッパや北米やオーストラリアやラテンアメリカの教室で「自力解決」は見たことがない。これが行われている教室は,韓国,香港,台湾,中国などの一部に限られ,日本では北陸と東京に多い。なぜだろうか。受験競争が浸透した地域の特徴と言ってよいだろう。テストは常に「自力解決」なのだから。

 しかし,翻って「自力解決」に学びは存在するだろうか。「自力解決」の5分間,分かっている子どもは1分で解決してしまう。すでに分かっているのだから,ここに学びは存在しない。では,分かっていない子どもはどうか。これまで何千もの教室で「自力解決」に遭遇したが,分かっていない子どもが「自力解決」で「分かった」という場面に出会ったことは一度もない。学びは一人では成立しようがないのである。「自力解決」は,分かっている子どもにとっても分からない子どもにとっても時間の無駄であり,わかない子どもにとっては拷問のような時間になりかねない。

 にもかかわらず,なぜ「自力解決」を求める教師が多いのだろうか。おそらく教師たちは,分からない子どもが他の子どもの答えを写すのを嫌っているからだろう。どうか自分の倫理を子どもたちに押し付けないでいただきたい。分からない子が仲間に依存し援助を求めるのは,彼らのまっとうな権利であり倫理的にもまっとうな行為である。

 学ぶにおいて個人作業は協同化されることによって最大の効果を発揮することができる。個人作業の時でも4人グループの形態にして,いつでも仲間の支援によって学び合える状況が必要である。学びにおいては,いついかなるときも子どもを孤立させてはならない。

 ・・・ 引用終わり ・・・

 先日もNHKの朝のニュースで,埼玉県の公立高校でのアクティブ・ラーニングの実践(古典)の様子が紹介されていました。正解を出すことより,自分の意見を同じグループの友に言ったり,聴いたりしながらねらいに迫っていこうという中味のようでした。その中で担当教師は,ほとんど見守りの状況のようでした。授業が終わった後の振り返り分析でいくつかのグループの討論が一人の生徒の発言をきっかけに本題からずれていたことがわかりました。佐藤先生の心配された孤立する生徒は画面から見られませんでしたが,討論が本筋から外れたグループはこの時間何を学んだのでしょうか。上記の「自力解決」の時間とは多少違いますが,教師の指導がなされていない点ではあい通じるのではないでしょうか。

 教師主導の指導から子ども主体の学びに学習形態を変えていくことは当然ですが,形態や方法だけを取り入れても子どもの学びは変わらないのではないでしょうか。また,これまで続いてきたことを変えるのですから時間も必要でしょう。息の長い取り組みが必要です。

 

2017,5,31新採用・新赴任教職員研修会を開催

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