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研修センターブログ

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2016-11-10
 
2016年10月24日 コラム「保護者の接し方・働きかけ方」について
2016-10-24
 学校のあり方について,興味深い話が載っていました
 研修センターで毎月購読している「教職研修」11月に「保護者への接し方,働きかけ」と題して,文部科学省大臣官房審議官で,元東京都品川区立大崎中学校長であった浅田和信氏が寄稿していました。
・・・・引用・・・・・
 ◆保護者からの意見には必ず回答する
 親との接し方について,3つのことを書く。
 まず,学校への信頼の醸成。最近,小学校の子を持つ有識者(某会議の委員)の方々と話した。子どもの通う公立小学校について,スクール方式の単調な授業ばかりで工夫がない,意見を言っても変わらない等,散々な評価だ。それが正しいかどうかはさておき,保護者が不満を溜め込んでいる状況は良くない。
 校長になって間もなく,複数の保護者が意見書だか抗議文だかのようなものを持って来られた。話を聞くと,憤怒の元は「これまで何度も学校に意見を言ったが,聞き流されるだけ」ということだった。
 そこで,どんな意見みの必ず答えると約束し,4月の保護者会で無記名アンケートを行い,全ての意見に私が回答(対応できない場合は理由)を書き,次の保護者会で全員に配り説明した。それだけで保護者との関係は劇的に改善した。要は説明することだ。地域との関係も同じ。言わないから不信が増幅する。
 ◆家庭での学習を習慣化するために
 次に家庭(学校外)での学習について。授業で理解させるのは当然だが,学力の定着・伸長には家庭等での学習も不可欠だ。九九の暗記を思い浮かべれば誰でも分かる。しかし,それには家庭の教育力が大きく影響する。
 任せて大丈夫な家庭もある(なお,塾はいわば家庭教育の外注である)。しかし全くそうでない家庭も多い。そこで多くの学校で宿題を出したり保護者に大切さを説いたりする。ただ,本来は全員に同じことをさせる必要はない。私の勤務校では全生徒が「自学ノート」で毎日必ず少しは学習し,その記録を担任が確認するようにしていた。私も学期に1度は全員のノートを見てコメントを書いた。
 学校に苦情の多かったある父親から,子供の勉強が心配だが自分も苦手だったので見てやれないと相談を受けた。私が言ったのは,子供が勉強している時に「頑張っているな」と声を掛けるだけでもいいということ。親に温かく見守られていることが子供の励みになる。
 ◆せめて「比べない」「急かせない」だけでも
 最後に子供への接し方について。悩ましいことだが,親自身が精神的に十分大人になり切れていないために,教育的な環境とは言い難い家庭が少なからず存在する。極端な場合,生徒をできるだけ親の元に帰さないよう(生徒自身もそれを希望し)学校に長く留め置くようにしたこともあった。一方,いわゆる問題行動を起こす生徒の場合でも,家庭がしっかりしていれば,最後は立ち直れる。
 教育において家庭も影響力は極めて大きい。しかし,現実には親を変えるのは至難の業だ。せめて食事,睡眠,衛生,挨拶等の基本的な生活習慣や,「人と比べない」「大人の感覚で急かせない」といった育児の基本くらいは全ての親に理解してもらいたいが・・・・。
これは社会教育の分野ではあるが,幼稚園や学校も,機会あるごとに親への働きかけは続けるべきだろう。全ては子供のため。
 子供は親の言うようには育たない。親のするように育つ(妻にもそう言っているのだが・・・。大人を変えるのは本当に難しい・・・)
・・・・<教職研修2016年11月号より> 引用終わり・・・・
 子供を社会の一員に育むためには,社会の大人のその時々の関わりが大切なことは皆さん分かっているのですが,時に大人は,自分の置かれた状況が最優先になりがきです。また,大切な義務教育の時期,その成長に家庭と学校がそれぞれの役割を確認しあうことが必要です。学校も毎年同じようなことになるのですが,繰り返し「食事,睡眠,衛生,挨拶」の大切さを発信しつづけ,保護者との話し合いの機会をもつようにしたいものです。
 
 
2016年10月21日 市内演劇鑑賞会が開催される
2016-10-24
10月20日,21日の両日,「うぐいすホール」を会場に市内小学生向けの演劇鑑賞会が開催されました。
 前年度,各学校の代表の先生方に会議をもってもらい,今年度の劇団,演目を決めました。今年度は劇団め組による世界名作劇場から,低学年向けに「はだかの王様」を,高学年向けに「杜子春」が上演されました。
 会場は市内の小学校を2つのグループに分けたので,400名程度で座席の中央を使いゆったりした中での鑑賞会になりました。また,鑑賞する児童たちの態度も年々向上し,舞台の演技を食い入るように見て,時に笑いが,時に林のような静けさが自然とうまれ,舞台と一体となった演劇会になっていました。
 本センターは,事前の劇団や演目選考や送迎のバスの手配といった事務的業務を担当し,少しでも現場での運営が円滑に行われるよう支援しています。
 
 
2016年10月11日 市担教員研修
2016-10-11
 
 今年度も都留文科大学地域交流研究センターの品田先生
による研修会が行われています。
今回は,旭小学校に配置された先生の授業を参観しての研修でした。
事前に寄せられた授業や日常活動についての悩みに答えていただき,
その後授業の中での児童のとらえた方,発問の仕方などのついて
きめ細かいに指導していただきました。
 
6月20日 対話の哲学
2016-06-20
 

 

  

 教育委員会で購読している「内外教育」という小冊子に「対話の哲学」と題して次のような一文が掲載されていました。

・・・ 引用 ・・・

 会ったこともない人から著書を送ってもらうことが,ときどきある。先日,『人をつなぐ対話の技術』(山口裕之,日本実業出版社)という本を頂いた。タイトルだけ見て,「『他人に気に入られる話し方』などといった,卑屈なコミュニケーションスキルの形成を論じた本の類いかな」と思ったが,中身は全然違っていて良い本だった。

 著者は,中堅の哲学者とのことである。インターネット上の罵り合いとか,異論を封じる政治とかのような「対話ができない人たち」の考察から始めて,民主主義と対話の関係を考え,道徳教育や高校生の政治教養の形式の問題に及んでいる。

説得力のある議論で,とても面白かった。

 著者の山口さんは,思想史をたどりながら,「民主主義の本質は多数決ではなく,すべての人が対等な立場で自分の意見を根拠づけて主張し,討議し,お互いに納得できる合意点を探るところにある」と述べる。だから,「対話の技術」というのは,民主主義のためのスキルなのである。

 そのスキルのポイントはいくつも掲げられている。「問題となっている事実を具体的に特定する」「人間の思考のバイアスを知る」「相手の要求を明確化する」「建設的な質問をする」等々。

 挑発的だが納得させられる鋭い指摘も多かった。「『人それぞれ』は,他人の意見をよく聞かずに切り捨てる言葉である」「『個性尊重』が人と人とを分断する」「『実体験』が事実と限らない」

 この本をここで紹介した理由は,教育現場にいる人たちが,果たして質の高いアクティブ・ラーニングの教育をやれるのか,と心配しているからである。確かに,近年の改革は詰め込み暗記型の教育から脱却を目指している。しかし,指導の仕方が稚拙だと,高次に進まない思考,個々人の恣意的な好みに委ねた判断,一方的に発せられる表現-に陥ってしまう危険性がある。そうならないために現場の人にはきちんとした哲学的見識のレベルから,指導力を高めていってほしいと思う。

                        ・・・引用終わり・・・

 ともすると,ハウツ-やテクニックに目を奪われて,学びの本質や教材の本質を探ることをうとう傾向になりがちではないでしょうか。教育哲学という言葉をあまり耳にしなくなってからしばらくなります。現状に即した流行の手法,それはそれで大切ですが,その一方でこれまで教育現場培ってきた普遍的な手法も見直せと良く言われます。その時の判断基準になるのが哲学的見識ではないのでしょうか。

 まもなく夏休みになります,忙しい日常からちょっと離れ,時間を取れる機会を作り,教育哲学に触れてみてはいかがでしょうか。

 

 

2017,5,31新採用・新赴任教職員研修会を開催

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