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校長室より

 

平成30年度 学校だより「すみよし」

平成30年度 学校だより「すみよし」
 
第1号(14号)  2018/04/09 ( 2018-04-09 ・ 669KB )
入学式・始業式,学校教育目標(努力点),職員構成
 

雑感

雑感
 
雑感13 保護者も生徒も生まれて初めて  2018/04/05
 いよいよ明日は入学式。新入生全員が入学説明会でお願いした「夢や希望・目標」を抱いて登校すると思う。同様に,保護者も我が子だけでなく,学校へも期待しているはずだ。その中で,心も体も大きく変化する時期に,どういうふうに接してよいか分からない保護者もいると思う。
 そこで,以下のエッセーを紹介するつもりである。重松清氏の「育てる」。
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 中学生の一人息子を持つ父親・Sさんの話である。
 何かにつけて扱いづらい年頃の中学生,Sさんの息子もご多分に漏れず親や先生に反抗し通しで,Sさん,ほどほど手を焼いて,自分の子育てにすっかり自信をなくしていたのだという。
 
 ある夜,Sさんは息子をこっぴどく叱った。どうして親の気持ちを分かってくれないのか,どうして素直になってくれないのか…。情けなさともどかしさの余り,Sさん,ついに息子に手をあげてしまった。
 すると,息子は猛然と抗議に出た。父親の体罰をなじり,ふだんの口うるささに自分が如何に苦しめられているかを訴えて,こんなふうに言った。
「文句ばっかり言うなよ!俺,生まれて初めて中学生やってるだぞ!」
 Sさん,唖然とした。呆然とした。屁理屈にもほどがあるではないか…。
 だが,次の瞬間,売り言葉に買い言葉で,Sさんは思わず怒鳴り返していた。
「うるさい!お父さんだって,中学生のおまえを育てるのは生まれて初めてなんだ!」
 息子もきょとんとした顔になった。お互いに言葉が途切れた。ぽかん,と抜けたような沈黙がしばらく流れた。そして,二人はどちらかともなく笑い出した,という。
 親も子どもも,ともに「生まれて初めて」の日々を生きている。いや,人生そのものが「生まれて初めて」の連続ではないか…。
「そう考えると,急に肩の力が抜けて楽になったんだ」とSさんは僕に言った。最近のSさんは,息子を叱るときも「なんでこんな簡単なことがわからないんだ!」と嘆くのではなく,「お父さんもおまえも『生まれて初めて』なんだから,ここできっちりぶつかり合っておかないとヤバいんだぞ!」という気持ちで向き合うようになったのだという。
 
 「育てる」ということを思い描くとき,僕たちはつい,自分をゴールのそばに置いてしまう。一歩ずつこっちに向かってくる子どもを待ち構えて,正しい道を進むように導くことが「育てる」ことなんだ,と。
 でも,ほんとうはそうじゃないのかもしれない。大人も子どもも「育つ」側も「育てる」側も,みんな「生まれて初めて」の日々を生きている。大人は自分自身の「育つ」を終えてから子どもを「育てる」ことを始めるのではない。大人だって,育てながら育っている。人生の長い道のりの途上にいることは,大人も子どもも同じなのだ。
 ならば,試行錯誤もあるだろう。失敗して悔やむことだってあるはずだ。かまわないじゃないか,そんなの当たり前ですよーあえて,そう言っておきたい。子育ての「正解」を見付けられない自分を責めて,悩み苦しんでいる親がたくさんいる時代だからこそ。
 人生を何度でもやり直すことができるなら,「正解」の数は増えるだろう。でも,それができないから,すべては「生まれて初めて」であり「最初で最後」だから,生きることはちょっと哀しくてすごく愛おしい。
 
 僕は今年「生まれて初めて」42歳になる。二人の娘たちも,それぞれ「生まれて初めて」中学3年生と小学3年生になる。今はまだまっさらな2005年のカレンダーに,我が家の「生まれて初めて」の日々は,どんなふうに刻まれていくだろう。ぶつかったり,すれ違ったり,悔やんだり…家族で笑い合える日が一日でも多ければ,いいな。
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 2・3年生の保護者にも何かの機会に伝えていきたい。
 
雑感12  平成30年度 船出  2018/04/01
 平成30年4月1日(日),この日がやってきた。高ぶるものがある。昨年までいた先生は“今年度頑張ろう”なのか“今年度頑張ろう”なのか。新任の先生は“新天地で頑張ろう”と思いつつも,胸の内は“どんな学校・生徒なのだろう”と不安を抱いているかも知れない。
 この気持ちは生徒も同じ。2・3年生は“誰といっしょの学級かな”,“担任は誰かな”,新入生は“あの人と同じ学級かな”,“先輩は怖いのかな”など。しかし,どの生徒もきっと,“今年度は頑張ろう”と思っているに違いない。しかし,「頑張ろう」は誰でも云えるのである。大事なのは,今年度何を目指して学校生活を過ごすのか(先生方は何を目指して指導・支援するのか。)である。そして,自分自身の成長がイメージできるかである。イメージできなければ何も変わらない
 
     「365日の紙飛行機」   作詞 秋元康
 
朝の空を見上げて 今日という一日が 笑顔でいられるように そっとお願いした
時には雨も降って 涙も溢れるけど 思い通りにならない日は 明日頑張ろう
ずっと見てる夢は 私がもう一人いて やりたいこと 好きなように
自由にできる夢
 
人生は紙飛行機  願い乗せて飛んで行くよ 風の中を力の限り  ただ進むだけ
その距離を競うより  どう飛んだか どこを飛んだのか  それが一番大切なんだ
さあ 心のままに 365日
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 始業式後は学年運営が続き,学級目標や諸係を決めたり,花見などを通して親睦を深めたりするはずだ。(残念ながら葉桜になっていると思うが…) その中で,出会いを大切にした話し合い,一人ひとりが輝く話し合いにたっぷり時間をかけ,“こんな学年・学級にしたい”とクラスの人たちと笑顔で語れる日々にして欲しい。そして,そのことを1年間継続・初志貫徹して欲しいと強く願う。
 

平成29年度 学校だより「すみよし」

平成29年度 学校だより「すみよし」
 
第13号 2018/03/12 ( 2018-03-12 ・ 778KB )
3年生を送る会,卒業式前日,雪降る日はいつも,各種表彰者,私の好きな一冊
 
第12号 2018/02/13 ( 2018-02-13 ・ 444KB )
道徳研究授業,新入生説明会,私の好きな一冊です。ご覧ください。
 
第11号 2018/01/11 ( 2018-01-11 ・ 385KB )
 年頭あいさつ,各種入賞者,新生徒役員,私の好きな一冊,全国学力・学習状況調査の結果
 
第10号 2017/12/12 ( 2017-12-12 ・ 482KB )
合唱交歓会,各種入賞者,私の好きな一冊
 
第9号 2017/11/21 ( 2017-11-21 ・ 722KB )
生徒会立ち会い演説会,県新人大会,PTA教育講演会,各種入賞者
 
第8号 2017/10/24 ( 2017-10-24 ・ 602KB )
青い麦の子大会,ビブリオバトル山梨,各種表彰者,私の好きな一冊
 
第7号 2017/10/10 ( 2017-10-10 ・ 722KB )
都留支部新人戦,義務教育振興都留市民会議,教育実習,理科自由研究発表会,私の好きな一冊
 
第6号 2017/09/11 ( 2017-09-11 ・ 909KB )
第52回すみよし祭,私の好きな一冊
 
第5号 2017/08/23 ( 2017-08-23 ・ 845KB )
第68回県中学校総合体育大会,職場体験,第57回県吹奏楽コンクール,親子美化作業,私の好きな一冊
 
第4号 2017/06/26 ( 2017-06-26 ・ 869KB )
支部総合体育大会,支部陸上競技大会,地区懇談会
 
第3号 2017/05/23 ( 2017-05-23 ・ 881KB )
修学旅行,社会体験学習,自然体験学習,前期生徒総会
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